IT部門運営に関する情報提供

本ホームページの内容

I. 本サイトの目的

II. 基本情報

III. メイン・トピック

  ・部門運営関連、情報セキュリティ関連

  ・業務システム関連、ハードウェア関連

  ・ITサービス関連(ITSM、プロジェクトマネジメントなど)

  ・対応事例(New

IV. 新着・更新情報

V. IT Professor プロフィール

I. 本サイトの目的

 このホームページの目的は、日本の中小企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するために作成しています。特にユーザー企業でIT部門運営に課題を抱えているIT責任者を想定しています。IT部門運営のノウハウがない、キャリアプランが分からない」という課題については、本サイトの情報をガイドラインとして活用していただくことが解決の糸口になればと思います。

 ★参考: 米国ではIT人材の35%がITベンダー、65%がユーザー企業(IT製品・サービスを事業としていない会社)に属している一方、日本ではIT人材の70%以上がITベンダーに所属しています(出典:IT人材白書 2017(独立行政法人情報処理推進機構、IPA))。その背景としては、「アメリカのソフトウェア開発は内製が多いこと」、「日本ではソフトウェア開発はITベンダーへ外部委託する傾向があること」があります。

 日本のユーザー企業では専門職であるIT人材の業務が「マーケットバリュー」のとおりに評価されない(IT部門運営のノウハウがない、キャリアプランが分からない)場合が多いことが、ITベンダーに就職する傾向につながっていると言えるかもしれません。

 欧米企業では「システムは内製で構築・運用する」モデルもよく利用されています。そのために、社内システムエンジニア(社内SE)として高度なIT人材を積極的に採用しています。

このホームページの対象範囲は国内で一般的な「アウトソーシングモデル」です。

II. 基本情報

a) 中小企業の現場で直接経験した問題について

 中小企業で実際にあったIT活用に関する問題を紹介しております。これらの事例を参照するにはこちらをクリックしてください。

b) まずは基本から(Q&A形式)

Q1. IT担当者数の目安は?

  回答1:パソコン利用者50名につき「1名のIT担当」の配属が適切です(社員1人に1台のパソコンが配布されている場合)。

Q2. IT活用のための予算の目安は?

  回答2:年間売上の「1%未満」が適切なIT投資額と考えて問題ございません。

Q3. IT担当に必要なスキルは?

  回答3:コンピュータ工学をはじめとするITの専門的な教育を受けていることに加えてビジネスプロセスに関する知識・経験を有することが望ましいです。

Q4. IT活用に必要な機能は?

  回答4:基本的に新システム構築・導入のための「企画機能」と円滑なシステム利用のための「運用機能」です。

III. メイントピック(各項目はリンクになっています。クリックしてご参照ください)

  1. IT部門運営
  2. 情報セキュリティ
  3. 企業における全システムの概要
    (情報システム構成図、システムオーナーシップ、クラウド・オンプレミス)
  4. 業務システム
    ★重要:ほとんどの業務システムは業務効率化によるコスト削減を可能にしますが、売上アップに直接貢献する仕組みではありません。
  5. 業務システムの統合について
  6. コミュニケーションツール
    (グループウェア、ファイル共有サーバー)
  7. インフラの全体最適化
  8. ITサービスマネジメント (ITSM)
    (ヘルプデスク・サービスデスクの紹介あり)
  9. 災害対策について
    (災害対策本部・BCP・IT-BCP・DRP)
  10. プロジェクトマネジメント
    (PMスキル、手法、ツール、ポイントやPMOなど)
  11. その他(技術)
  12. 対応事例



 

V.【IT Professor プロフィール】

 藪嵜清(ヤブザキ・キヨシ)/1961年生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了(工学博士)。2017年、日本たばこ産業株式会社IT部次長として役職定年を迎えて退社。同社が公益社団法人企業情報化協会主催の「平成24年度 (第30回)IT賞」の「IT総合賞」を受賞した「JTにおけるプライベートクラウドによるインフラ共通基盤の構築」のプロジェクトマネージャーを務めた。コトブキシーティング株式会社システム管理部上席部長として定年まで勤務。2021年、BackSeat Player株式会社代表取締役社長就任。